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動名詞の品詞と訳し方は?
不定詞・動名詞・分詞(=現在分詞/過去分詞)の3つをまとめて"準"動詞と呼びます。動名詞は名前どおり、文中では名詞としてお仕事をしている、これも動詞もどきです。基本的な考え方は5講座-不定詞と変わらないので、その単元の基礎力があれば易しく感じるかもしれません。
動名詞の品詞と訳し方 動名詞 = 動詞の原形 + ~ing 「~すること」 (不定詞の名詞的用法と同じです) |
動名詞=名詞、つまり文中では主語(S)・目的語(O)・補語(O)の重要な要素になり、中心的な役割をするということです。
ex | Reading books in bed is not good for your eyes. [主語] 「ベッドで本を読むことは目に良くないですよ」You can’t avoid doing it by yourself. [目的語] 「あなたは一人でそれをすることを避けられない(=一人でせざるをえない)」My hobby is collecting postage stamps. [補語] 「私の趣味は切手を集めることです」Thank you for helping me with my work. [前置詞の目的語] 「私の仕事を手伝ってくれてありがとう」 |
【演習】次の動詞を動名詞形にしなさい。
(1) | say / study / see |
(2) | hope / have / write |
(3) | swim / cut / prefer |
(4) | lie / die |
ヒント
(3) | |
(4) |
【演習】次の動名詞句を和訳しなさい。
(1) | doing |
(2) | not doing |
(3) | my doing |
(4) | doing the work |
(5) | doing alone |
(6) | doing the work alone |
ヒント
(2) | |
(4) |
動名詞の意味上の主語の表し方は?
動名詞も不定詞と同じように、意味上の主語(S')・述語(V')・目的語(O')の関係をまだ持っています。意味上の主語の表し方は、不定詞とは少し違い、動名詞の前に所有格か目的格をおきますが、訳し方や考え方は変わりません。it ~for ~toでやったように、 節への書き換えも問われます。
動名詞の意味上の主語の表し方 動名詞の前に所有格か目的格をおく 名詞の所有格は’(アポストロフィ) Sをつけます 例) father ⇒ father’s「父の」 |
ex | He is proud of being famous. = He is proud that he is famous. 「彼は(自分が)有名なのを自慢している」He is proud of his father’s [his father] being famous. = He is proud that his father is famous. 「彼は父親が有名なのを自慢している」 |
主格 | 所有格 | 目的格 | |
代名詞 | he ~は、が | his ~の | him ~を、に |
名詞 | father ~は、が | father ~を、に | father ~を、に |
【演習】意味上の主語(S')・述語(V')に下線を引き、次の各文を和訳しなさい。
(1) | I am sure of his succeeding in the exam. |
(2) | I am afraid of his not arriving in time. |
(3) | Do you mind opening the window? |
(4) | Do you mind my opening the window? |
(5) | Do you mind those under 20 years old smoking? |
ヒント
(1) | |
(2) | |
(3) | |
(5) |